カメラチャートリアル 簡単に背景をぼかす方法!

簡単に背景のボケたイラストを作るには!?

カメラの操作に関する操作はカメラパネルにまとめられています。DazStudioの操作に慣れない人は、このプロパティの多さに少しゲンナリしたかもしれません。ですが、どうぞご安心ください!

背景をぼかすだけなら、このカメラプロパティを開いて編集する必要は最低限で済み、ビューポートでの操作で簡単に設定できます。

そもそも被写界深度とは?

背景をぼかす方法を説明しる前に、背景をぼかすための基礎知識について知る必要があります。カメラの用語で被写界深度といったものがあります。これは写真のピントが合っているように見える範囲のことを指します。

被写界深度をDazStudioのカメラで制御するには、カメラパネルの「Depth of Field」をオンにするひつようがあります。これでフォーカスエリアの外側にあるものがぼやけるようになります。

被写界深度を設定することで、作品の雰囲気が大きく変わります。前景と背景をぼかすことで、キャラクターに注目を集めて目立たせることができます。

焦点距離:Focal Distance

[Focal Distance]はカメラから、焦点を合わせるエリアまでの距離を決定します。対象に焦点を合わせることで、ピントがあいシャープに映すことができます。ビューポートでは、焦点はカメラの視線上で球体としてあらわされています。

プロパティのスライダーを使用して、[Focal Distance]を変更できます。

F値:F /Stop

F値のFはfocalの略で、日本語では絞り値と言います。一般のカメラでは、入ってくる光の量を調節する数字のことを指します。F値とはどれぐらい絞りを開けるか、閉めるかを数値化したものです。

  • F / Stopの値を増やすと、焦点が合っている対象が増えます。
  • F / Stopの値を小さくすると、焦点が合っている画像の量が減少します。

[Depth of Field(被写界深度)]が有効になっているとき、「Focal Distance」と「F /Stop」を一緒に使用して対象にフォーカスを合わせることができます。

上の画像はF / Stopの値を5に設定し、中央の円柱に[Focal Distance(焦点距離)]を合わせたものです。ご覧の通り、F/5の数値のほうが前後がボケているのが確認できます。

背景をぼかす手順

被写界深度について理解していただけたでしょうか?

続いて、いよいよ具体的に被写界深度を設定して背景をぼかす設定をしていきましょう。背景をぼかすには、カメラの被写界深度をオンにする必要があります。カメラを設置したら、新しくつくられたカメラを選択しカメラパネルを開いてください。

プロパティグループ[Camera]を選択し、[Depth of Field]をオンにしてください。これで背景がボケるようになりました。

あとは[focal Distance(焦点距離)]と[F/Stop]を編集するとボケぐあいの調節ができます。ですが、このプロパティの数値を直接編集しての調節は難しいので、別の方法で簡単に被写界深度を調節ができます。

実は[Depth of Field]をオンにすると、ビューポート上のカメラの表示に追加された項目が現れます。

カメラの映る視点ラインの上に、四角いボックスの枠が現れました。これがカメラのピントが合い、シャープに映る範囲です。このボックスよりも後方に行くほどボケの度合いが大きくなります。

四角いボックスの枠の中には丸い球体があります。この球体を動かすことで、ボックスを動かすことができます。

またボックスの枠に沿う形ように設置されている小さな正方形をドラックで操作すると、[F/Stop]の数値が調整できます。焦点があう範囲を拡大したり縮小したりすることができます。

カメラを効率的に調節するには

カメラを効率的に調節するには、ビューポートの画面を複数に分割したほうが効率的に調節することができます。

画面を複数に分割するには、ビューポート右上のオプション画面を開くと複数に分割できる項目が現れます。今回は2画面に分割してみましたが、皆さんはお好みの表示を試してみてください。

設定は片方のビューポートは[Perspective View]のままにしておいて、カメラの調節ができるようにしておきます。

もう片方には、調整したカメラを表示画面に設定します。背景のボケ具合を確認したいので、DrawStyleをNVIDIA Irayに変更します。これでプレレンダリングが行われるようになり背景のボケが確認できるようになりました。

あとは先ほどと同様に、画面1で被写界深度の微調整を行うか、カメラパネルから調節して最終的なレンダリング画像を決めていきましょう。

いかがだったでしょうか?
簡単に背景をぼかすことができたかと思います。被写界深度を操ることで、作品に奥行きが生まれて表現の幅が広がります。DazStudioは便利な機能がたくさんありますので、これからもご紹介していきます!!

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