ビューポートの基本操作とショートカット

映像を思いどおりにセットアップできるようになるには、ビューポートの制御をしっかりと覚える必要があります。

3DCGと呼ばれる理由は、キャラクターが3次元で存在するためです。シーンは高さ、幅、奥行きの3次元で表現されています。 3Dは2Dとは違い、操作が少し独特ですので使いこなすまで少し練習が必要です。この記事ではビューポートの操作の仕方について解説していきます。

ビューコントロールの操作方法

DazStudioでビューポートを操作するには、ビューポートの右上隅にあるコントローラを使いこなす必要があります。

  • 回転: Orbit / Rotate / Bank Control
  • 上下左右・前後左右:Pan / Dolly
  • 拡大・縮小:Dolly Zoom / Focal Zoom
  • 選択に焦点:Frame / Aim
  • リセット:Reset
  • カメラキューブ:Camera Cube

コントロールのいくつかは複数の機能を備えています。それでは1つ1つ説明していきましょう!

回転: Orbit / Rotate / Bank

ビューポートの右側にある5つのアイコンは、すべてビューポートコントロールです。 「Orbit / Rotate / Bank Control」では、ビューの回転を調整できます。

左クリック:Orbit

左クリックしてドラッグすると、選択した3Dモデルを中心に周回します。3Dモデルが何も表示されていない場合はシーンの中心を回ります。

ビューポート上で以下の操作で回転が機能します。アイコンの上にマウスを持っていく手間がはぶけます。

ショートカット:CTRL+ALT+右クリックでドラッグ

右クリック:Rotate

3Dモデルを中心に回るだけではなく、現在地を中心にビューを回転させることもできます。頭を左右上下にふって、周りを見つめている状態を想像するとイメージしやすいでしょうか。これを行う場合は、アイコンの上で右クリックしてドラッグします。

[Ctrl]or[Cmd]+右クリック:Bank

同じコントロールを使用して、ビューを傾けることもできます。これを行うには、WindowsのCtrlボタンまたはMacのCmdボタンを押したまま右クリックします。

左にドラッグすると、ビューが右に傾きます。右にドラッグすると、ビューが左に傾きます。どうぞコントロールを慣れるまでさわってみてください!

左クリックだと3Dモデルを中心にまわり、右クリックだと現在地を中心に首をめぐらすように見渡せます。あとCtrl/Cmd+右クリックだと画面を傾けることができます。

もし最初の画面位置に戻したいときは、後ほど説明する[リセット:Reset]を使用して、ビューの位置と回転をデフォルト位置に戻すことができます。

上下左右・前後左右:Pan / Dolly

「Pan / Dolly」では、3D空間でのビューの位置を調整できます。このコントロールでは2つの動作があります。右クリックと左クリックでは動作が少し異なります。

左クリック:上下左右 Pan

ビューを「Pan」するには、コントロールを左クリックしてドラッグします。

左にドラッグすると、ビューが右に移動し、上に動かすとビューが下に移動します。これは直感に反するように聞こえるかもしれませんが、一度試してみると自然に感じられることが分かるかと思います。

この操作でビューを上下左右に移動することができます。

ビューポート上で以下の操作でPanが機能します。アイコンの上にマウスを持っていく手間がはぶけます。

ショートカット:CTRL+ALT+左クリックでドラッグ

右クリック:内外左右 Dolly

ビューを「Dolly」するには、コントロールを右クリックしてドラッグします。左にドラッグすると、ビューが右に移動します。前方にドラッグすると、ビューが後方に移動します。文章で説明してみても直感に反するように聞こえるかもしれませんが、こちらも実際に試してみると自然に感じられます。

この操作でビューを左右および内外に移動することができます。

ビューポート上で以下の操作でDollyが機能します。アイコンの上にマウスを持っていく手間がはぶけます。

ショートカット:CTRL+ALT+マウスホイールでドラッグ

このコントローラと先ほど紹介した「View: Orbit / Rotate / Bank」と組み合わせてビューポートを操作ですることができます。

焦点ズーム:Dolly Zoom / Focal Zoom

「Dolly Zoom / Focal Zoom」では、ズームインおよびズームアウトできます。ズームインするとオブジェクトがビューに近づき、ズームアウトするとオブジェクトが遠ざかります。

ただしズームはビューポートで拡大、または縮小して表示するだけではありません。 この「Dolly Zoom / Focal Zoom」には、ドリーズームとフォーカルズームという2つの異なるズームオプションがあります。

Dolly Zoomとは?

「Dolly Zoom」とは、3次元空間でのビューの動きに基づくズームを指します。ドリーズームを実行すると、ビュー全体がオブジェクトに近づいたり遠ざかったりします。

ビューをドリーズームするには、コントロールを左クリックしてドラッグします。後方にドラッグするとズームインします。前方にドラッグするとズームアウトします。

マウスホイールを使用して、ドリーズームを実行することもできます。前方にスクロールすると、シーン内のオブジェクトがズームアウトされ、後方にスクロールすると、シーン内のオブジェクトがズームインします。

ビューポート上で以下の操作でDolly Zoomが機能します。アイコンの上にマウスを持っていく手間がはぶけます。

ショートカット:マウスホイールの回転

Focal Zoomとは?

「Focal Zoom」とは、カメラのレンズのズーム機能を指します。焦点ズームが実行されると、ビューの位置は静止したまま対象が拡大されます。

この機能はカメラのズームレンズによるズームを再現しています。 DazStudioでフォーカルズームを実行する機能は、ほとんどの物理的なカメラよりもはるかに優れています。極端にズームインまたはズームアウトできます。

ですが極端なフォーカルズームは歪みを引き起こしますので注意してください。ですが、あえて歪みを作るのが目的の場合は興味深い効果になる可能性があります。

フォーカルズームを実行するには、コントロールを右クリックしてドラッグします。上にドラッグするとズームアウトし、下にドラッグするとズームインします。


少し時間をかけてコントロールをいじって、2種類のズームに慣れてください。各タイプのズームがシーンに及ぼすさまざまな効果を確認できます。[リセット:Reset]を使用すると、ビューの位置と回転をデフォルトにリセットできます。

選択に焦点:Frame / Aim

「Frame / Aim」コントローラには2つの動作があります。

左クリックの場合、選択したアイテムにジャンプ。右クリックだと選択アイテムにビューが向きます!

どちらも非常に便利なコントロールです。

選択した対象にビューポートの中心をあわせます。シーンに複数のアイテムがある場合に非常に便利です。これを利用することでシーン内の任意のアイテムにすばやく移動できます。

なお、このコントロールを使用してもビューの角度は同じままです。

左クリック:Frame

利用するには、まずシーンパネルで目的のアイテムが選択されていることを確認してください。アイテムを選択したら、コントロールを左クリックします。すると現在の選択のアイテムをビューの中心に表示・拡大します。

右クリック:Aim

コントロールを右クリックすると、ビューが選択したアイテムに向きます。

先ほどのFrameは選択アイテムに向かって、ビューが移動・拡大して表示します。ですが、こちらのAimはビューが現在の位置に留まり、選択アイテムの方向に回転します。これにより、現在のビューの位置を保持しながら、オブジェクトに視線を合わせることができます。

ビューのリセット

「Reset 」はビューのすべての値をデフォルトに戻します。

この機能はビューを移動したり回転したりしたあとで初期状態に戻したいときに非常に役立ちます。

カメラキューブ

「Camera Cube(カメラキューブ)」は、他のビューポートコントロールのすぐ左側にある3色のキューブです。

このキューブを回転させることで、ビューの焦点を中心に回転させることができます。先に紹介した「回転: Orbit / Rotate / Bank Control」と同じ機能があります。

このキューブで回転させると、現在ビューが指している方向を簡単に確認できます。キューブを使用するには、キューブの任意の場所を左クリックしてドラッグします。

また、キューブを利用することで事前に設定された位置にジャンプすることもできます。カーソルを立方体の上に置くと、立方体の特定の場所が強調表示されます。これはキューブの各面、コーナー、エッジに配置されています。

強調表示されているところを左クリックすると、ビューは自動的にその相対位置に回転します。これにより、正面、背面、左側面、右側面、上面、底面、またはそれらの任意の組み合わせなどの特定のビューにすばやく移動できます。

タイトルとURLをコピーしました